
Photo by NINA
パイロットになるという夢を持つ埼玉県の少女が、石川県輪島市にある航空高校を受験するため入試前日から母親と共に電車に乗り込みました。
ところが、この日は大雪による積雪のため、電車は途中でストップ。航空高校までの道のりは、まだ300kmもありました。
このままでは入試に間に合わないという絶体絶命の状況でしたが、母は娘の夢を守るため決してあきらめませんでした。
2010年02月 感動実話 ~300kmの道のり~
このお話は、あるラジオ番組で取り上げられた実話で、新聞に掲載された内容からも一部抜粋されています。
なりふり構わず娘の夢を守ろうとするお母さん。赤の他人のために300kmもの道のりを走ってくれたトラック運転手さん。親の愛情と人の優しさに、すごく感動させられました。
この親切なトラック運転手さんが、某テレビ番組の取材に応じなかった理由がなんともカッコイイですね。
「たいそうな事をした訳じゃないから」
あんまりカッコよすぎて涙が出ました。僕もこんな男でありたいと、心の底から思います。