日本赤十字社大阪府支部が制作した活動記録映像「私たちの想い」

地面に寝転がっている黒人の幼児

これからご紹介する動画は、「私たちの想い」と題された日本赤十字社の活動記録映像です。

この映像は、2010年に日本赤十字社大阪府支部が制作したもので、BGMにはKOKIAさんの楽曲「命の光」が使用されています。

日本赤十字社 私たちの想い

東日本大震災が発生した当時の話ですが、赤十字社(以下、日赤)には「寄せられた義援金を中抜きしている」という不名誉な疑惑がかけられました。当時はツイッター上などで「中抜きしてる」と主張する方と「デマだ」と主張する方との間で論争が繰り広げられたりもしました。

結局真実はどちらなのかというと、「日赤は義援金から一切の手数料を取らず100%全額を被災地に届けた」というのが真相です。疑惑は日赤に寄せられた義援金の配分が遅れたために発生したのですが、こうした遅れは、配分を決定するのが日赤ではなく都道県の「義援金配分委員会」という第三者機関であったために生じてしまいました。

つまり中抜きの話はデマだったわけですが、日赤については「厚生労働官僚や医学部教授の天下り先になっている」とか、「利権構造によって改革が阻害されている」というようなあまり好ましくない話も聞きます。過去には、血液事業に絡んだ不祥事などもありましたし、日赤の中には良くない考えの人もいるのかもしれません。

ただこうした悪い噂の一方で、日赤の活動が多く人々の苦しみを軽減し、多くの命を救ってきたというのも現実です。僕はこの点だけで、日赤が存在している意義は十分にあると思います。

日本赤十字社の支援活動風景(1)
日本赤十字社の支援活動風景(2)

組織が大きくなれば、邪な考えを持つ人は少なからず出てきます。でも、少なくとも日本赤十字社という人道支援団体が存在する意義や、現場で一生懸命頑張っている人達の笑顔は信じていいんじゃないかなと思っています。

日赤の本社社屋前庭には、殉職救護員慰霊碑と看護婦立像が設置されています。慰霊碑には、日清戦争から第二次世界大戦の戦時救護や、関東大震災などの災害救護で殉職した1326人の救護員(医師・看護師など)計1326人の名簿と、各人の功績を記した「遺芳録」が納められているそうです。

もちろん殉職されたのは昔の方々で、幸い戦後は人道活動中に亡くなった日赤の方はおりません。しかし赤十字社全体では、職員やボランティアの方々が、シリア、アフガニスタン、中央アフリカ共和国などで何者かに襲われ殉職するという事件が続いています。

こうした形で命を落とされた赤十字職員やボランティアの方々は、2017年になってすでに8カ国で29人にも及んでいます(8月15日現在)。

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