優しい世界に感動! ガリガリに痩せてお腹を空かせていた子猫と優しい犬のお話

狼のような犬と子猫

これからご紹介するのは、ある人が渋滞に引っかかったバスの窓から見た犬と猫のお話です。

渋滞で動かないバスの中で暇だったその人は、何気なく窓の外を見ました。すると、あるお宅の庭にいた食事中の白い犬が目に入りました。

その人がバスの中から白い犬をジッと見つめていると、突然犬が、何かに気づいたようにパッと振り向きます。

犬の視線を辿ってみると、そこには痩せこけてお腹を空かせた子猫がいたのです。

渋滞してて正直暇だった。
何気なく外を見ていると、あるお宅の庭でご飯中のでかくて真っ白い犬を発見。
ハスキーあたりを純白にした感じ。一瞬狼に見えた。

綺麗だなぁかっこいいなぁと釘付けになっていたら、ご飯に夢中だった狼犬がぱっと振り向いた。
視線の先を辿ると何かちっさい毛玉が…よく見たら三毛の子猫。
捨てられたのかガリガリに痩せてて、どうも狼犬のご飯に釣られたらしかった。

二匹は物凄い体格差なわけで当然子猫はびくついてる。
でも目の前にはご飯が。ご飯の前には氷山の如く聳える白い巨体が。
挙動不審な子猫を見つめていた狼犬、見兼ねたのかゆっくりした動きでご飯から離れてそっぽ向いて寝そべった。

狼犬「もうお腹ふくれたよー全然見てないよー(`・ω・´)」
子猫「!?寝ちゃったの?食べていいの?罠なの!?でもご飯…(*゚∀゚*)」

そんな感じで誘惑に勝てなかった子猫、一度食べ始めたら無我夢中でがっついてた。
それをこっそり横目で見てる狼犬が「たんとお食べ(*´∀`*)」みたいな優しい顔してて、物凄い勢いで和むと同時に何だか泣きそうになってしまった。

ふと気付いたら飼い主さんとおぼしき男の人までお家の中から窓越しに(*´∀`*)な顔で二匹を見てたし。
子猫にも幸せフラグの予感と共にバスはようやく走り出しましたとさ。
たまには渋滞も悪くない。

この犬と子猫のエピソードは、2009年の8月27木曜日に某巨大掲示板へ書き込まれたものなのですが、実は後日談があります。

その後日談は、9日後の9月5に某巨大掲示板へと書き込まれました。さてさて、お腹を空かせたあの子猫は、その後どうなったでしょうか?

狼みたいな白い犬と腹ぺこ子猫をバスの中から見て和んだ、という話を投下したんだけど、先日その狼犬のお宅の近くを徒歩で通ったのでつい庭を窺ってしまった。

狼犬いました、寝てました。丸くなってお昼寝中。
子猫もいました、寝てました。同じく丸くなってお昼寝中。
子猫はお家の正面からはお尻しか見えなくて、それが明るい茶色で橙っぽくもあるもんだから蜜柑みたいだった。
その毛玉蜜柑、狼犬の上にちまっと乗っかって寝てた。
どう見てももっふる鏡餅です本当にありがとうございました。

あんまりじろじろ見るのは不審者な気がしたから、通り過ぎざまのちょっとした間の事だったんだけど、お家の横からは子猫に付けられた真新しい首輪も見えた。
狼犬は相変わらず綺麗で間近だと更に筋肉ムッキムキで迫力のでかさだし、子猫も毛並みつやつやふっかふかになってるしでにやけるのを堪えるのが大変だった。

おめでてぇな(*´∀`*)

どうやら、お腹を空かせた子猫は、狼犬さん家の子猫にしてもらったようです。ガリガリだった子猫が毛並みツヤツヤのフッカフカになって本当に良かったです。

これでもう子猫がお腹を空かせることもありませんし、これ以上ないハッピーエンドという感じですが、実はこのお話はここで終わりじゃなくて更なる後日談があるのです。

その後日談は、数カ月後の12月27日に書き込まれました。

以前狼みたいな真っ白い犬と三毛の腹ぺこ子猫が仲良くなって最終的に鏡餅になってたという話を投下した者です。
また来ました。しつこくてごめんね。

あれからバスに乗ってる時や飼い主さん宅の近くを通る時はこっそり様子を見て和むのが慣例になった。
子猫はみるみる大きくなって、毛玉蜜柑がまだら蜜柑毛玉餅へ成長。
成長の間は狼犬の尻尾に執拗な攻撃を加えてたり、何故か飼い主さんの背中に大の字でへばり付いてたりと子猫はまさにやりたい放題してた。

そんな子猫も大分落ち着いて飼い主さんも狼犬もやれやれな感じだろう頃のある日、またバスの中から彼らを見る機会を得た。
狼犬と元子猫、相変わらずの鏡餅スタイルでお昼寝中。
だがしかしよく見ればまた何かちっさい毛玉が…

真っ白毛玉餅(巨大)on the まだら蜜柑毛玉餅(中)on the あんこ毛玉餅(小)きなこ虎毛玉餅(小)

( ゚Д゚)増量
いつの間にか子猫×2が鏡餅に参戦してた。お得用餅とかお買い得餅とか、何かそんな言葉が過ぎった。
もっふる鏡餅はでこぼこ着々と段数を増やしているようです。
幸せって重そう!

まさか増えているとは思いませんでした(笑) 更に賑やかになっているお宅の様子を想像すると、心がホンワカと温かくなります。

お腹を空かせていた子猫に自分のご飯を分け与えた狼犬。子猫を保護してくれた狼犬の飼い主さん。子猫と狼犬の様子を、ずっと見守っていたレス主さん。みんな優しくて、なんだか涙が出ました。

「優しい世界」って、きっとこういうことですよね。

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