なんだか胸が痛くなる! 母子家庭で貧乏だったためカメラを買えなかった親子のお話

「親の心子知らず」という言葉がありますが、子供というのは親の深い愛情も理解せずに勝手気ままに振る舞うものです。

これからご紹介するお話は、そうした「親の愛情」に対する理解が足りなかったばっかりに、一生懸命自分を育ててくれているお母さんを傷つけてしまう子供のお話です。

短いお話ですが、なんだか胸が痛くなります。

うちは貧乏な母子家庭で、俺が生まれた時はカメラなんて無かった
だから写真の変わりに母さんが色鉛筆で俺の絵を描いて、アルバムにしてた
絵は上手じゃない
ただ、どうにかして形に残したかったらしい
ほぼ毎日、赤ん坊の俺を一生懸命描いてた
絵の隣に『キゲンが悪いのかな??』とか『すやすや眠ってます?』ってコメント付きで
小学四年生の時、家に遊びに来た友達数人に、そのアルバムを発見された
めちゃくちゃ笑われて、貧乏を馬鹿にされた
友達が帰って直ぐ、俺はアルバム三冊をバラバラに破いてゴミ箱に捨てた
パートから帰って来た母さんがそれを見つけて、泣きだした
破いた理由を言っても、変わらず泣き続けた
翌朝起きると、居間で母さんがゴミ箱から絵の破片を集めてセロハンテープでとめてた
「恥ずかしい思いさせてごめんね。でもね、これ、母さんの宝物なんよ」
申し訳なさそうに優しくそう言われると、涙が溢れ、俺はごめんなさいと謝った

このお話を読んだ方の反応は、「泣いた」と「胸糞悪い」のどちらかの感情を抱くのがほとんどのようです。

胸糞悪いと感じるのは「友達に笑われたからって絵を破いてしまうなんて酷い」というのが理由なんですが、それは僕もちょっと酷いと感じました。

でも、同じ立場になったらどうなんだろ? もしかしたら同じことしてしまうかもしれません。

子供の頃って、親の気持ちも考えずに暴言吐いたりすることがよくありますからね。もちろん、後で冷静になって後悔するんですが…。

このお話の方も後で随分と後悔したみたいですね。まあ、人は「考えて後悔して」を繰り返しながら、少しづつ親の気持ちというものを理解していくものなのかもしれません。

振り返ってみれば、僕自身そうだったように思います。

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